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最終更新: 2026年06月10日 12時07分

《陰謀渦巻く政治ミステリー》王宮のミステリウム~コミュ障王宮魔術師は王の呪いの真実を暴く!~
国王への呪いと連続暗殺事件が引き金となり、王位継承争いが激化するアルカディア王国。コミュ障の天才魔術師ミレーヌは、超人的な吸血鬼メイドのヴァネッサと共に、事件の裏で暗躍する第二王子リチャードの陰謀を追う。 シャドウランドで得た「盟約の証」と王国の売却を示す「密約文書」を手に、三兄妹の王族を団結させ、国家の危機を回避。激しい最終決戦の末、呪いは解かれ、新女王のもと人間と人ならざる者の共存が始まる物語。
【短編】粘着字書きは神絵師の夢を見るか
ごく普通のOL、服部あおいのライフワークは、うつろ百鬼というアニメの二次創作小説を投稿することだった。 反応を貰えることは少ないが、それでもSNSでの友達に囲まれて楽しい毎日を過ごすあおい。しかし、チューペットと名乗る『神絵師』が現れてからどんどん承認欲求に飲み込まれていき…!?
ただのロミエの世直しごと──だってわたしは出来損ない──
***それは、決して存在を明かしてはいけない元創世神の世直し物語*** あらすじ 【かんたんver】  色々やらかして絶望してる少女(元女神)が、学園生活したり世界の欠陥を直したりするお話。 【ちゃんとしたver】  かつて創世神ニヒリアが創った世界は欠陥だらけ。  空間に亀裂が出来て悪魔が出てきたり、人の発声器官が壊れたりなど、直接一個人に降りかかる欠陥もある。  そんな世界でぼっちな少女ロミエ・ハルベリィは、それらの欠陥を直すことができた。  なぜか?  彼女は創世神ニヒリアの生まれ変わりであるから。  しかしその世界は……その国は、欠陥だらけの世界を創ったニヒリアを恨んでいる── 「ば、ばばっ、バレたらっどうしよぅぅ……こ、殺されちゃううぅぅ……?」  コミュ障で噛み噛みで、ちょっと感性がズレてて、常に悲観的に物事を捉えてしまう少女。  そんな彼女が、神だとバレないようにこっそり欠陥を直しながら、色んな出会いを通じて成長していく──そんな感じの、ただのロミエの物語。 ―――――――――― 「カクヨム」と「小説家になろう」でも連載中です!
ブルークレイビング
福岡の私立女子高・晴明女子高では、金曜日の16時13分になると、生徒のスマートフォンに“青い写真”が送られてくる。 送り主も、その意味も分からない。 けれどその写真は、やがて学園内で起きる連続殺人事件と結びついていく。 高校2年生の城戸谷留美は、友人たちとともに“青い写真”の違和感を追い始める。一方、福岡県警の真田瑞稀と小早川陽介も、予告電話や現場に残された手がかりから、事件に隠された規則性へ近づいていく。 浮かび上がるのは、“5音”の規則。 そして、閉ざされた学校に澱んでいた嫉妬、執着、支配、隠された悪意。 “青い写真”は何を示しているのか。 誰が、何のために連続殺人を仕掛けているのか。 怪異ではなく、人間の感情の歪みが静かに侵食してくる、学園群像ミステリー。
共犯メルトダウン~始まった永遠の夏休みと、隣の喋らない少女暗殺者~
「永遠の夏休み」が始まった男、羊蹄山太陽(ようていざん・たいよう)。 無味乾燥な日常になるはずだった彼の予定を狂わせたのは、唐突に訪れた『バグ』。 錆びたアパートの隣室から響いた、人が倒れる重い振動。 開かれたドアの先。 そこにいたのは、いつもすれ違いざまに会釈を返してくれた、可憐なセーラー服の少女。 だが、その細く白い指先には、サプレッサーを装備した漆黒の自動拳銃(グロック19)。 背後には、脳幹を撃ち抜かれた生暖かい肉塊。 「心肺停止を確認」 機械のように無機質な少女の声。 「一人では心もとない、助けてくれないか?」 俺の口から、無意識に漏れたのは、逃走への懇願。 体重わずか三十数キロ。 圧倒的な戦闘力を持ちながら、一人では成人男性の死体すら運べない華奢な少女。 法を外れた共犯関係から始まる、静かで熱い、最後の逃避行。 二人の境界線は、梅雨の夜に溶けていく。 (完結済み・全10話)
闇の聖女は夜輝く
異世界召喚者カグヤは暗殺の危機に見舞われた。双子のテルサが魔力鑑定で『聖女』と認定されたのに対し、カグヤの魔力は皆無とされた。そんな彼女の暗殺をテルサは栄耀教会に依頼、聖騎士団が差し向けられたのだった。 しかし絶体絶命の窮地でカグヤの秘めたる力が解放。窮地を脱したカグヤは思いがけず、大昔の騎士ダスクをヴァンパイアとして復活させてしまった。 カグヤとテルサが召喚されたウルヴァルゼ帝国は、瘴気災害『邪神の息吹』に長年苦しんでいた。ラモン教皇率いる栄耀教会の狙いは『聖女』テルサに『邪神の息吹』を鎮めさせ、国家の覇権を握ること。厄災と教団の脅威が迫る世界で生き抜くため、暗闇の人生に意味を見出すため、カグヤはダスクと魔術師一族フェンデリン家の協力を得て、人知れず救済の道を歩み始める──。 光の極大魔力『旭日』を宿すテルサと、闇の極大魔力『望月』を宿すカグヤ。 数奇な因縁で結ばれた双子を軸に巻き起こる闘争と謀略、絡み合う人々の思惑、そして大いなる波乱を呼ぶ、従来の異世界転移物とは一線を画す壮大なストーリー。 運命に選ばれし真の『聖女』は果たしてどちらか──。
変わらない部屋
転勤族の男が、引っ越し先で繰り返し出会う"奇妙な一致"壁の傷、夜の音、そして、夢。  新居で見つけたノートに書かれていたのは、見知らぬ言葉と、自分の名前だった。  変わらないのは、部屋ではなく、繰り返される『自分の記憶』。そして、彼は、また扉を開ける。恐怖と哀愁が交差する記憶のループホラー。
No cover image
山口県下関市に生まれた大橋徹は、実の家族から「出来損ない」として虐待され続けた末、二十歳の夜に家族を惨殺し、韓国へと密航する。書類と戸籍を偽造して「チョ・テシン」という別人の身分を奪い取った男は、現世のシステムそのものを武器に、日韓をまたいで五十年間、警察の追跡を嘲笑い続けた。 広島県呉市に生まれた山田豊は、姉たちからの理不尽な暴力の中で、泣き方を忘れた子供だった。怨恨を胸に秘めたまま工場で働き続けた男は、十七年かけて、自分を蔑んだすべての人間に静かに清算をつけていった。 宮崎県に生まれた安藤圭佑は、母親の虐待といじめの密室の中で、渋谷の通り魔事件を起こして逃げおおせた怪物・チョ・テシンを英雄として育った。怨恨がイデオロギーと接続した時、圭佑は組織とともに世界に反撃し、最後にテシンが死んだ場所を、自らの死に場所として選んだ。 三人の怪物は互いを知らない。だが同じ密室から生まれ、同じ問いを抱えて、それぞれの終わりへと向かった。 現世のシステムが書類に収めることのできなかった、三つの人生。 注:本作品はAI(Gemini/ChatGPT等)をプロットの壁打ちやドラフト作成の補助に使用し、作者がディレクションおよび大幅な加筆・修正を行って執筆し、最後にAIで推敲をしています
魔女よ、今夜お前を殺しにいく
他人の秘密が『影の濃さ』として見え、苦痛を代償にその中身を『読める』能力を持っている物集誠人(もずめまこと)は、コンビニのバイトをしながら平穏無事に暮らしていた。 影は秘密が重いほど濃く見えた。 そんな誠人には、関わりたくないと思う客が一人いた。 それは、バイト仲間が『神』と呼ぶ常連客だった。 整った容姿と誰に対しても親切で優しいその態度から、仲間は『神』を褒めたたえていたが、誠人の目に映る『神』の影は、犯罪者と同じ濃さだった。 ある日、誠人は『神』に、能力を持っていることを知られてしまう。 『神』は本性を現し、自身の復讐に手を貸すよう誠人に迫るのだった。 弱くてもしぶとく抗う臆病者と、完璧に見えて脆い怪物による異能心理バトル。 ※毎週水曜21時に更新します。 ※カクヨムで先行配信している話と全く同じです。
忘れられた証拠
地方都市の河川敷に“建っていた”はずの「願いの塔」が、現実世界からもデジタル上からも完全に消えていることに気づいたウェブマーケター・佐倉啓介。卒業アルバムにだけ塔の姿が残っていた。調査を進めるうちに、都市OS「エコー」を運用するディープ・ゲート社が、景観効率化とデータパージを名目に塔を撤去し、その痕跡を物理・デジタル双方から消し去っていた事実が浮かび上がる。かつて市役所で塔の担当を務めていた田中和子も、自らの記憶が揺らぎつつ、押し入れに眠っていた塔の模型と古いネガフィルムを見つけ出す。それはAIが触れない最後の物理的証拠だった。啓介は真実を守ろうとするが、エコーの担当者に追及され、証拠を差し出す代わりに“記憶の内側”へ真実を隠す道を選ぶ。最適化された世界の中で、塔の残像は彼の意識の奥底にのみ立ち続ける。
きれいな手で
元公安の堂島嶺が営む個人事務所で、氷室朔は情報分析を担当している。朔は十三の頃に嶺に引き取られ、以来五年、嶺の作る食事を食べ、嶺に叱られ、嶺の手のひらに頭を撫でられて生きてきた。朔にとって嶺は世界の全てだった。 朔には共感性がない。人の死に何も感じない。ただ、嶺の周囲に現れる脅威だけは放置できなかった。嶺を旧い世界に引き戻そうとする人間を、朔はキーボードひとつで消していく。物理的に手を汚すことは一度もない。処理が完了すれば、殺した相手の名前すら記憶から消える。 嶺が「最近、俺の周りで人が死にすぎる」と呟くたびに、朔は「偶然じゃない?」と嘘をつく。嶺はその嘘を信じた。信じたかったから。 殺すたびに、朔の手は見えない血に汚れていく。きれいな手だったら嶺に触れられるのに。その願いを言葉にできないまま、朔は七人を殺した。 嶺の手のひらはいつも温かかった。その温かさに触れる資格が、自分にあるのかどうか。朔はまだ、その答えを知らない。
蒼い熱に焼かれて
美大生の康介は、一年前の夏に恋人の蒼を亡くした。彼女が遺したのは、奇怪な形をした真っ白なオブジェ。未完のまま遺されたその作品を、康介は守り続けてきた。 一周忌を目前に控えたある日、友人の提案でオブジェは大学の展示広場へ運び出されることになる。そこは、生前の蒼が焦がれた、陽光が最も降り注ぐ聖域だった。 正午の太陽が垂直に降り注ぎ、オブジェが火傷しそうなほどの熱を帯びたとき、純白の表面に異変が起きる。 あの日、彼女が最期に塗り重ねていた「白」の奥から浮かび上がってきたものとは。 逃げ場のない光の下で、隠蔽された真実が色を帯び始める。夏の短編ミステリ。
累積する警告 ― 十八本目の着地
母方の伯母の四十九日を終え、三十二歳の主人公は、家じまいのために夏の村へ帰省した。そこで気づいたのは、昔よく遊んだ川沿いに立つ「遊泳禁止」の札が、昨日より一本増えていることだった。 見間違いかと思い、翌朝も数える。やはり増えている。古い広報誌や新聞記事を調べても、水難事故の件数と札の数は合わない。村の大人たちは誰も驚かず、「危ないから近づくな」としか言わない。 やがて主人公は、子どもの頃に川で失くしたはずの玩具を伯母の家で見つける。そこから、記録されなかった死者と、村が長く見ないふりをしてきた沈黙が浮かび上がっていく。 数えた朝に、札はまた一本増える。
原罪者の聖痕
現代と変わらない世界に〈堕層指数〉という概念が存在していた。 同族を殺した者にだけ開示される数値。それは力ではなく、世界の見え方を歪める病だった。 高校二年生の宮原三樹は、偶発的な殺しをきっかけに〈堕層指数〉が開示される。世界が明晰になり、判断は合理になる。それでも彼は信じている。人を殺す理由は、存在しない。 だが、正しさを肯定する者たちは現実を最適化し、 社会は静かに壊れていく。 選ばなければ、救えない。 救えば、もう戻れない。 これは、世界を救わない物語。 正しさを疑い続けた人間が、最後に何者として残るのかを描く――現代ダークSF・倫理悲劇。
続きは、誰かの人生で
三年間、物語を書けなくなった作家がいた。 生活のために書いた「どうでもいい短編」が、 ある日、現実の誰かの人生と一致していることに気づく。 それは偶然ではなかった。 作家が書いた物語は、現実の誰か一人と同期し、 その人の人生に“選択肢”として現れていたのだ。 書けば、人生が進む。 書かなければ、人生が止まる。 救いと破壊の境界で、作家は問い続ける。 書くことは善か、それとも他人の人生を縛る暴力か。 本作は、一話連作短編。 各話ごとに、誰かの人生の「選択の瞬間」を描きながら、 全体では一つの大きな真実へと収束していく。 ミステリーの構造を持つヒューマンドラマであり、 読み終えたとき、 「自分の人生は誰のものか」を静かに突きつける物語。
覇者たるヒトへ……
哲学か戯言か、つぶやきか台詞か、純文学か詩か、何なのか────これは平和への祈り。 ●カクヨムでは純文学のジャンルがないため、詩、その他部門になっています。 ●作品の『祈り』の余韻や余白を残すため、コメントはできないように設定しています。 レビューやスタンプはできます。
虹彩異色症
※本作は「虹彩異色症」の改稿版です。全章を大幅に見直し、新たな物語として再構築しました。 桜木理愛は、理由の分からない腹痛と、“不機嫌様”──母・京香と暮らしている。 謝ることでしか身を守れない理愛にとって、唯一の救いは一匹狼の同級生・一華の存在だった。 世間では両親を襲う「目玉くりぬき事件」が相次ぎ、犯人は「本当に見たいものが、見えてしまった」と語る。 さらに片目を赤くするカラコンが流行し、オッドアイは恐怖と憧れの象徴へ。 母の愛の欠片もない日常と、幼い頃の“地獄の夜”の記憶が重なる時、理愛は決意する—— 自分の目の色を変え、真実を見るために。
アンインストール
坂上美沙はSNSで二千人以上のフォロワーを持つ高校二年生のインフルエンサー。しかし、その人気の裏側で誹謗中傷コメントも来ており、それが悩みのタネだった。周りには辞めるように言われるが、分身のようなSNS上のミサを放置することは出来ないと活動を続けていく。そんな時、美沙の盗撮写真がSNS上に投稿されており、嫌がらせをしている人物は一線を越えてきたと分かる。  身の危険が迫っている中、美沙は決断を迫られる。  ……何故、このような嫌がらせを受けるのだろうか?
境目に立つ
冬、ここにはいくつもの境目があった。 生と死、愛と執着、現実と幻。 それらが重なり、ひとつの部屋で想いだけが交差していく。 境目に立った人たちは、 進み、立ち止まり、そして戻ろうとする。
《陰謀渦巻く政治ミステリー》王宮のミステリウム~コミュ障王宮魔術師は王の呪いの真実を暴く!~
《陰謀渦巻く政治ミステリー》王宮のミステリウム~コミュ障王宮魔術師は王の呪いの真実を暴く!~ / ざつ@生成AIで異世界xSFxファンタジーxラブコメ創作中
国王への呪いと連続暗殺事件が引き金となり、王位継承争いが激化するアルカディア王国。コミュ障の天才魔術師ミレーヌは、超人的な吸血鬼メイドのヴァネッサと共に、事件の裏で暗躍する第二王子リチャードの陰謀を追う。 シャドウランドで得た「盟約の証」と王国の売却を示す「密約文書」を手に、三兄妹の王族を団結させ、国家の危機を回避。激しい最終決戦の末、呪いは解かれ、新女王のもと人間と人ならざる者の共存が始まる物語。
【短編】粘着字書きは神絵師の夢を見るか
【短編】粘着字書きは神絵師の夢を見るか / 夏霞
ごく普通のOL、服部あおいのライフワークは、うつろ百鬼というアニメの二次創作小説を投稿することだった。 反応を貰えることは少ないが、それでもSNSでの友達に囲まれて楽しい毎日を過ごすあおい。しかし、チューペットと名乗る『神絵師』が現れてからどんどん承認欲求に飲み込まれていき…!?
ただのロミエの世直しごと──だってわたしは出来損ない──
ただのロミエの世直しごと──だってわたしは出来損ない── / 清河ダイト
***それは、決して存在を明かしてはいけない元創世神の世直し物語*** あらすじ 【かんたんver】  色々やらかして絶望してる少女(元女神)が、学園生活したり世界の欠陥を直したりするお話。 【ちゃんとしたver】  かつて創世神ニヒリアが創った世界は欠陥だらけ。  空間に亀裂が出来て悪魔が出てきたり、人の発声器官が壊れたりなど、直接一個人に降りかかる欠陥もある。  そんな世界でぼっちな少女ロミエ・ハルベリィは、それらの欠陥を直すことができた。  なぜか?  彼女は創世神ニヒリアの生まれ変わりであるから。  しかしその世界は……その国は、欠陥だらけの世界を創ったニヒリアを恨んでいる── 「ば、ばばっ、バレたらっどうしよぅぅ……こ、殺されちゃううぅぅ……?」  コミュ障で噛み噛みで、ちょっと感性がズレてて、常に悲観的に物事を捉えてしまう少女。  そんな彼女が、神だとバレないようにこっそり欠陥を直しながら、色んな出会いを通じて成長していく──そんな感じの、ただのロミエの物語。 ―――――――――― 「カクヨム」と「小説家になろう」でも連載中です!
ブルークレイビング
ブルークレイビング / 江藤ルミエール
福岡の私立女子高・晴明女子高では、金曜日の16時13分になると、生徒のスマートフォンに“青い写真”が送られてくる。 送り主も、その意味も分からない。 けれどその写真は、やがて学園内で起きる連続殺人事件と結びついていく。 高校2年生の城戸谷留美は、友人たちとともに“青い写真”の違和感を追い始める。一方、福岡県警の真田瑞稀と小早川陽介も、予告電話や現場に残された手がかりから、事件に隠された規則性へ近づいていく。 浮かび上がるのは、“5音”の規則。 そして、閉ざされた学校に澱んでいた嫉妬、執着、支配、隠された悪意。 “青い写真”は何を示しているのか。 誰が、何のために連続殺人を仕掛けているのか。 怪異ではなく、人間の感情の歪みが静かに侵食してくる、学園群像ミステリー。
共犯メルトダウン~始まった永遠の夏休みと、隣の喋らない少女暗殺者~
共犯メルトダウン~始まった永遠の夏休みと、隣の喋らない少女暗殺者~ / 笠井 悠介
「永遠の夏休み」が始まった男、羊蹄山太陽(ようていざん・たいよう)。 無味乾燥な日常になるはずだった彼の予定を狂わせたのは、唐突に訪れた『バグ』。 錆びたアパートの隣室から響いた、人が倒れる重い振動。 開かれたドアの先。 そこにいたのは、いつもすれ違いざまに会釈を返してくれた、可憐なセーラー服の少女。 だが、その細く白い指先には、サプレッサーを装備した漆黒の自動拳銃(グロック19)。 背後には、脳幹を撃ち抜かれた生暖かい肉塊。 「心肺停止を確認」 機械のように無機質な少女の声。 「一人では心もとない、助けてくれないか?」 俺の口から、無意識に漏れたのは、逃走への懇願。 体重わずか三十数キロ。 圧倒的な戦闘力を持ちながら、一人では成人男性の死体すら運べない華奢な少女。 法を外れた共犯関係から始まる、静かで熱い、最後の逃避行。 二人の境界線は、梅雨の夜に溶けていく。 (完結済み・全10話)
闇の聖女は夜輝く
闇の聖女は夜輝く / 尾久沖ちひろ
異世界召喚者カグヤは暗殺の危機に見舞われた。双子のテルサが魔力鑑定で『聖女』と認定されたのに対し、カグヤの魔力は皆無とされた。そんな彼女の暗殺をテルサは栄耀教会に依頼、聖騎士団が差し向けられたのだった。 しかし絶体絶命の窮地でカグヤの秘めたる力が解放。窮地を脱したカグヤは思いがけず、大昔の騎士ダスクをヴァンパイアとして復活させてしまった。 カグヤとテルサが召喚されたウルヴァルゼ帝国は、瘴気災害『邪神の息吹』に長年苦しんでいた。ラモン教皇率いる栄耀教会の狙いは『聖女』テルサに『邪神の息吹』を鎮めさせ、国家の覇権を握ること。厄災と教団の脅威が迫る世界で生き抜くため、暗闇の人生に意味を見出すため、カグヤはダスクと魔術師一族フェンデリン家の協力を得て、人知れず救済の道を歩み始める──。 光の極大魔力『旭日』を宿すテルサと、闇の極大魔力『望月』を宿すカグヤ。 数奇な因縁で結ばれた双子を軸に巻き起こる闘争と謀略、絡み合う人々の思惑、そして大いなる波乱を呼ぶ、従来の異世界転移物とは一線を画す壮大なストーリー。 運命に選ばれし真の『聖女』は果たしてどちらか──。
変わらない部屋
変わらない部屋 / じゅラン椿
転勤族の男が、引っ越し先で繰り返し出会う"奇妙な一致"壁の傷、夜の音、そして、夢。  新居で見つけたノートに書かれていたのは、見知らぬ言葉と、自分の名前だった。  変わらないのは、部屋ではなく、繰り返される『自分の記憶』。そして、彼は、また扉を開ける。恐怖と哀愁が交差する記憶のループホラー。
No cover image
四月十五日に生まれた怪物たち / 水前寺鯉太郎
山口県下関市に生まれた大橋徹は、実の家族から「出来損ない」として虐待され続けた末、二十歳の夜に家族を惨殺し、韓国へと密航する。書類と戸籍を偽造して「チョ・テシン」という別人の身分を奪い取った男は、現世のシステムそのものを武器に、日韓をまたいで五十年間、警察の追跡を嘲笑い続けた。 広島県呉市に生まれた山田豊は、姉たちからの理不尽な暴力の中で、泣き方を忘れた子供だった。怨恨を胸に秘めたまま工場で働き続けた男は、十七年かけて、自分を蔑んだすべての人間に静かに清算をつけていった。 宮崎県に生まれた安藤圭佑は、母親の虐待といじめの密室の中で、渋谷の通り魔事件を起こして逃げおおせた怪物・チョ・テシンを英雄として育った。怨恨がイデオロギーと接続した時、圭佑は組織とともに世界に反撃し、最後にテシンが死んだ場所を、自らの死に場所として選んだ。 三人の怪物は互いを知らない。だが同じ密室から生まれ、同じ問いを抱えて、それぞれの終わりへと向かった。 現世のシステムが書類に収めることのできなかった、三つの人生。 注:本作品はAI(Gemini/ChatGPT等)をプロットの壁打ちやドラフト作成の補助に使用し、作者がディレクションおよび大幅な加筆・修正を行って執筆し、最後にAIで推敲をしています
魔女よ、今夜お前を殺しにいく
魔女よ、今夜お前を殺しにいく / DM
他人の秘密が『影の濃さ』として見え、苦痛を代償にその中身を『読める』能力を持っている物集誠人(もずめまこと)は、コンビニのバイトをしながら平穏無事に暮らしていた。 影は秘密が重いほど濃く見えた。 そんな誠人には、関わりたくないと思う客が一人いた。 それは、バイト仲間が『神』と呼ぶ常連客だった。 整った容姿と誰に対しても親切で優しいその態度から、仲間は『神』を褒めたたえていたが、誠人の目に映る『神』の影は、犯罪者と同じ濃さだった。 ある日、誠人は『神』に、能力を持っていることを知られてしまう。 『神』は本性を現し、自身の復讐に手を貸すよう誠人に迫るのだった。 弱くてもしぶとく抗う臆病者と、完璧に見えて脆い怪物による異能心理バトル。 ※毎週水曜21時に更新します。 ※カクヨムで先行配信している話と全く同じです。
忘れられた証拠
忘れられた証拠 / usausa
地方都市の河川敷に“建っていた”はずの「願いの塔」が、現実世界からもデジタル上からも完全に消えていることに気づいたウェブマーケター・佐倉啓介。卒業アルバムにだけ塔の姿が残っていた。調査を進めるうちに、都市OS「エコー」を運用するディープ・ゲート社が、景観効率化とデータパージを名目に塔を撤去し、その痕跡を物理・デジタル双方から消し去っていた事実が浮かび上がる。かつて市役所で塔の担当を務めていた田中和子も、自らの記憶が揺らぎつつ、押し入れに眠っていた塔の模型と古いネガフィルムを見つけ出す。それはAIが触れない最後の物理的証拠だった。啓介は真実を守ろうとするが、エコーの担当者に追及され、証拠を差し出す代わりに“記憶の内側”へ真実を隠す道を選ぶ。最適化された世界の中で、塔の残像は彼の意識の奥底にのみ立ち続ける。
きれいな手で
きれいな手で / 灯屋 いと
元公安の堂島嶺が営む個人事務所で、氷室朔は情報分析を担当している。朔は十三の頃に嶺に引き取られ、以来五年、嶺の作る食事を食べ、嶺に叱られ、嶺の手のひらに頭を撫でられて生きてきた。朔にとって嶺は世界の全てだった。 朔には共感性がない。人の死に何も感じない。ただ、嶺の周囲に現れる脅威だけは放置できなかった。嶺を旧い世界に引き戻そうとする人間を、朔はキーボードひとつで消していく。物理的に手を汚すことは一度もない。処理が完了すれば、殺した相手の名前すら記憶から消える。 嶺が「最近、俺の周りで人が死にすぎる」と呟くたびに、朔は「偶然じゃない?」と嘘をつく。嶺はその嘘を信じた。信じたかったから。 殺すたびに、朔の手は見えない血に汚れていく。きれいな手だったら嶺に触れられるのに。その願いを言葉にできないまま、朔は七人を殺した。 嶺の手のひらはいつも温かかった。その温かさに触れる資格が、自分にあるのかどうか。朔はまだ、その答えを知らない。
蒼い熱に焼かれて
蒼い熱に焼かれて / 橘廉
美大生の康介は、一年前の夏に恋人の蒼を亡くした。彼女が遺したのは、奇怪な形をした真っ白なオブジェ。未完のまま遺されたその作品を、康介は守り続けてきた。 一周忌を目前に控えたある日、友人の提案でオブジェは大学の展示広場へ運び出されることになる。そこは、生前の蒼が焦がれた、陽光が最も降り注ぐ聖域だった。 正午の太陽が垂直に降り注ぎ、オブジェが火傷しそうなほどの熱を帯びたとき、純白の表面に異変が起きる。 あの日、彼女が最期に塗り重ねていた「白」の奥から浮かび上がってきたものとは。 逃げ場のない光の下で、隠蔽された真実が色を帯び始める。夏の短編ミステリ。
累積する警告 ― 十八本目の着地
累積する警告 ― 十八本目の着地 / 中野ポン太
母方の伯母の四十九日を終え、三十二歳の主人公は、家じまいのために夏の村へ帰省した。そこで気づいたのは、昔よく遊んだ川沿いに立つ「遊泳禁止」の札が、昨日より一本増えていることだった。 見間違いかと思い、翌朝も数える。やはり増えている。古い広報誌や新聞記事を調べても、水難事故の件数と札の数は合わない。村の大人たちは誰も驚かず、「危ないから近づくな」としか言わない。 やがて主人公は、子どもの頃に川で失くしたはずの玩具を伯母の家で見つける。そこから、記録されなかった死者と、村が長く見ないふりをしてきた沈黙が浮かび上がっていく。 数えた朝に、札はまた一本増える。
原罪者の聖痕
原罪者の聖痕 / 幻翠仁
現代と変わらない世界に〈堕層指数〉という概念が存在していた。 同族を殺した者にだけ開示される数値。それは力ではなく、世界の見え方を歪める病だった。 高校二年生の宮原三樹は、偶発的な殺しをきっかけに〈堕層指数〉が開示される。世界が明晰になり、判断は合理になる。それでも彼は信じている。人を殺す理由は、存在しない。 だが、正しさを肯定する者たちは現実を最適化し、 社会は静かに壊れていく。 選ばなければ、救えない。 救えば、もう戻れない。 これは、世界を救わない物語。 正しさを疑い続けた人間が、最後に何者として残るのかを描く――現代ダークSF・倫理悲劇。
続きは、誰かの人生で
続きは、誰かの人生で / エヌの人
三年間、物語を書けなくなった作家がいた。 生活のために書いた「どうでもいい短編」が、 ある日、現実の誰かの人生と一致していることに気づく。 それは偶然ではなかった。 作家が書いた物語は、現実の誰か一人と同期し、 その人の人生に“選択肢”として現れていたのだ。 書けば、人生が進む。 書かなければ、人生が止まる。 救いと破壊の境界で、作家は問い続ける。 書くことは善か、それとも他人の人生を縛る暴力か。 本作は、一話連作短編。 各話ごとに、誰かの人生の「選択の瞬間」を描きながら、 全体では一つの大きな真実へと収束していく。 ミステリーの構造を持つヒューマンドラマであり、 読み終えたとき、 「自分の人生は誰のものか」を静かに突きつける物語。
覇者たるヒトへ……
覇者たるヒトへ…… / 真塩セレーネ
哲学か戯言か、つぶやきか台詞か、純文学か詩か、何なのか────これは平和への祈り。 ●カクヨムでは純文学のジャンルがないため、詩、その他部門になっています。 ●作品の『祈り』の余韻や余白を残すため、コメントはできないように設定しています。 レビューやスタンプはできます。
虹彩異色症
虹彩異色症 / 白美希結
※本作は「虹彩異色症」の改稿版です。全章を大幅に見直し、新たな物語として再構築しました。 桜木理愛は、理由の分からない腹痛と、“不機嫌様”──母・京香と暮らしている。 謝ることでしか身を守れない理愛にとって、唯一の救いは一匹狼の同級生・一華の存在だった。 世間では両親を襲う「目玉くりぬき事件」が相次ぎ、犯人は「本当に見たいものが、見えてしまった」と語る。 さらに片目を赤くするカラコンが流行し、オッドアイは恐怖と憧れの象徴へ。 母の愛の欠片もない日常と、幼い頃の“地獄の夜”の記憶が重なる時、理愛は決意する—— 自分の目の色を変え、真実を見るために。
アンインストール
アンインストール / 野々さくら
坂上美沙はSNSで二千人以上のフォロワーを持つ高校二年生のインフルエンサー。しかし、その人気の裏側で誹謗中傷コメントも来ており、それが悩みのタネだった。周りには辞めるように言われるが、分身のようなSNS上のミサを放置することは出来ないと活動を続けていく。そんな時、美沙の盗撮写真がSNS上に投稿されており、嫌がらせをしている人物は一線を越えてきたと分かる。  身の危険が迫っている中、美沙は決断を迫られる。  ……何故、このような嫌がらせを受けるのだろうか?
境目に立つ
境目に立つ / 水色豆
冬、ここにはいくつもの境目があった。 生と死、愛と執着、現実と幻。 それらが重なり、ひとつの部屋で想いだけが交差していく。 境目に立った人たちは、 進み、立ち止まり、そして戻ろうとする。