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最終更新: 2025年07月16日 04時05分

大文字伝子の冒険
高遠は冷や汗が出てきた。この男言葉の女性が高遠の先輩、大文字伝子である。高遠は大学の後輩、高遠学。つい最近まで、事実婚だったが、伝子に請われて伝子の籍に入った。だから、戸籍上は「大文字」なのだが、今でも伝子は高遠のことを「高遠」と旧姓を呼び捨てにしている。
夏と浴衣と彼女の死体
「それじゃ、夏休み限定の探偵事務所を開くことにしよう。今日からよろしく、コナン君」 暑い夏、ボクは、彼女と事件に行き合った―――。 夏休みの朝、高校2年の野田耕史(のだこうじ)は同級生の葛西稔梨(かさいみのり)が、浜辺で自殺したことを刑事である叔父から知らされる。 あんなに真面目そうな子が、自ら命を絶つなんて―――。 その日の夜、街で偶然に出会った同じクラスの湯舟敏羽(ゆふねとわ)に、葛西稔梨の自殺の件を伝えると、なぜか一緒に事件を探る羽目に。 敏羽は、稔梨と中学からの親友で、高校に入学頃から距離をおかれて悩んでいたという。 そして、二人の探偵活動は、新たな事件を引き起こし……。
事あるときは幽霊の足をいただく!
心霊×ミステリー×コメディ、時々シリアス これは少年と幽霊の7日間の物語。 遅刻常習犯で赤点王の高校生 崎山 真(さきやま まこと)の前に突然現れた一風変わった謎のサムライ。 彼は崎山家に伝わる偉大な先祖に殺されてしまった怨霊で、長年の恨みを晴らすために子孫である真の命を狙っているという。 勝手で気ままな怨霊男にストーカーされるオカルト生活が始まるのだが、二人は桜並木市を騒がす「通り魔事件」に巻き込まれていく。 真相に近づくにつれ、事件は真が抱える悲しい過去と深く関わっていることを知り──。 果たして二人が辿り着く結末とは? あの世とこの世、過去と現代が交差する! 第一章・第二章は現代ファンタジー要素多め 第三章・第四章は怪異中心 第五章以降はミステリー要素メインの展開。 一気読み推奨ですが公募作品と同時に執筆中のため更新はのんびりです。 表紙の素敵なFAはMaoさん(X @mao_noil)に描いて頂きました(*´ω`*) ありがとうございます! ノベプラ、なろう、ノベルデイズでも連載しています。
奇異の目に晒される
主人公の南本隆介は今置かれている自分の境遇を僻んでいた。周りは幸せそうに見え、自分だけが置いてきぼりにされていると感じていた。心にすっぽり穴が空いてしまい、役所仕事にも嫌気がさして市役所を退職し、今や僕は売れない絵描きになっていた。もしかして昔見たあの老婆の絵がそうさせたのかもしれない……。これまでもあっちへ行ったりこっちへ行ったりと定まらない行動をする風来坊のような生活をしていた。今はこの山間の小さな村で下宿生活をしながら落ち着いているわけではあるのだが……。
聖典の行方
私立玉蘭女子学園高等学校、生徒会長・一条怜花。成績優秀、スポーツ万能、容姿端麗、校内のだれもが認める完璧才女の彼女には、決して知られてはならない秘密があった。それは早朝、ほかの生徒が来ていない時間に生徒会室でこっそりお気に入りのBL同人誌を読むこと。今日もいつものように早朝の生徒会室にやってきた怜花。しかしなぜか、隠していたBL本がなくなっていた! そんな……わたしのBL誌は――わたしの聖典は、どこへ――。彼女の悲鳴を聞き、駆けつける三人の役員たち。はたして怜花は、無事彼女の聖典を取り戻すことができるのか?
ユカちゃんの部屋
ユカちゃんが僕の名前を呼んでいる。ユカちゃんは僕の頭をなで、僕をベッドに連れていく。僕はユカちゃんの「お気に入り」なのかもしれない。僕がここに連れてこられる前、この部屋には僕ではない違うだれかがいたらしい。そのだれかがいなくなって、代わりに僕が連れてこられた。僕もいつかここからいなくなるんだろうか。「いなくなる」って、具体的にどうなることをいうのだろう――。
夜桜高校の死体探し
【一言】学校で死体を探す話。 【百字】夜中の学校に忍び込んだ主人公たちの前に屋上から女生徒が降ってくる。錯乱した仲間が死体を埋めると言い出して――
死体好きな君と、そうでもない僕
「今日は、足だった」発見した死体の写真を撮り終えた黒木は僕に言い、撮ったばかりの右足を欠損した死体の写真をうっとりと眺めはじめる。無類の死体好きである黒木が僕と行動をともにするのは、僕が幼いころからなにかと死体を発見しがちな体質であるためだ。死体大好き少女とそうでもない少年による、インモラル死体発見アドベンチャー。
ちゃんと殺して
わたしは、死神のユウくんと一緒に暮らしている。かっこよくて、やさしくて、わたしのことをとても大切にしてくれるユウくん。こんなに素敵な死神と一緒にいられて、わたしは毎日幸せだ。だけどときどき、わたしはがまんできなくて、ついユウくんにきいてしまう。それは――
メッセージシャッフル!
【一言】絵画を盗難から守る話。 【百字】警部である主人公の元へ犯行予告が届く。しかし、なぜか三通あって――
音叉の二重奏【Hope Backward】
過去の傷を手に持つペンに変え、河合音叉は復讐の旋律を紡ぐ。編集部の裏に潜む陰謀を暴き、美沙と共に希望を掴むため、彼女は闇に挑む。あの夜の恐怖が再びドアを叩く時、小説は正義の刃となる。逆行する物語が未来を切り開く。
一本だたらの殺人 小伏凪沙シリーズ第2弾
晴れて大学を卒業し、小伏凪沙探偵事務所に就職することになった渡橋銀杏。もうすぐ事務所で働き始めて一年になる初めての冬、ついに初めての捜査依頼が訪れた。依頼主は日本有数の大グループである椋木グループの長女、椋木四葉。依頼の文面によると、グループの会長である椋木増吉が不可解な状況で殺されたというのだ。混乱を避けるために警察にも相談はしないという依頼主の方針に従い、凪沙と銀杏は東京から椋木家の館がある仙台へと向かう。そこで待ち受けていたのは、椋木家の所有する洋館・六花館と謎に包まれた密室殺人だった。 二つの密室と、人間にはとてもじゃないが不可能な殺人。近くに伝わる一本だたらの伝承と、椋木家の暗部。 果たして、凪沙と銀杏は協力してこの謎を解き明かすことができるのか? 小伏凪沙……探偵 渡橋銀杏……助手 椋木増吉……椋木グループ会長で故人 椋木修一……椋木増吉の長男 椋木英二……椋木増吉の次男 椋木雄三……椋木増吉の三男 椋木四葉……椋木増吉の長女で修一らとは腹違いの兄弟 中道俊郎……椋木家の執事で、増吉の元秘書 柴崎佑月……椋木家のメイド 今泉由梨……椋木家のメイド 久米ミヨ……椋木家の料理長 黒崎吉彦……増吉のかかりつけ医
Died Message
【一言】幽霊が何かを伝えようとする話。 【百字】主人公は昔から霊感が強かった。ある日、首のない幽霊が現れて――
脳科学者の予言
第3回超短編小説祭 『Solispia Happy-end Short-stories』 で佳作を受賞しました! 彼女の浮気に気がついたとき、男は嫉妬に狂う──。 果たして浮気の動機とは? 全4話。
失せ『者』探し、いたします~明知探偵事務所のイクメン調査員は超イケメン
「街でウワサのイケメン家族が、あなたの依頼を解決します」  明知探偵事務所の調査員、土岐田瑛比古(ときた・てるひこ)さんは街で噂の超イケメン! そして、男手ひとつで4人の子供を育てるスーパーイクメンでもあります。担当は謎が謎を呼ぶ不可思議案件。この度持ち込まれたのは「夕暮れの公園・父子消失事件」。ご先祖様のお力をちょっとお借りして解決に乗り出しますが、なぜか巻き込まれる長男・ハルこと晴比古くん、20歳。事件の影に隠された悲劇と向き合うことになりますが……。
愛慾に至る病
「鷹山彩音は、僕の光だった。彼女が、僕を輝かせてくれた」 その彩音が亡くなり、主人公の現実には大きな変化が訪れてゆく。 思い出される彩音との過去。そして、目まぐるしく変化する現実。 さらには、『女子高生連続殺人事件』により更なる混沌を招く。 女子高生連続殺人事件の犯人は? なぜ、彩音は死んだのか? 果たして、究極の愛とは、愛慾とは? 究極の愛を証明するためならば、命を懸けられるのか?
不知火の殺人 小伏凪沙シリーズ第1弾
渡橋銀杏は元禄大学に通う大学生。大学卒業後の進路に迷う中で、ゼミの教授である前島理玖から言われて火野博士の主催するパーティーに出席することになった。化学界の大物が一堂に会する中、主催者である火野博士が遺体となって発見された。さらに、海上では不知火が発生し、唯一の道である吊り橋も落とされており、警察の到着も遅れる。混乱する中で、銀杏に一本の電話がかかってきた。 「こちらは小伏探偵事務所の小伏凪沙です」 電話先にいる彼女は、そう名乗り事件の状況を聞かせてくれたら事件を解決してくれると言った。銀杏は彼女の指示に従い、捜査を開始するが続いて第二、第三の殺人が行われる。アリバイトリック、不可解な状況、謎の不知火の存在。果たして、凪沙と銀杏は二人で力を合わせて事件を解決させることができるのか。科学を利用したトリックながら、全ては出題編で説明された事前知識不用の正統派ミステリー! 探偵と、画面の前にいるあなたは同じ状況です。あなたは、この謎を探偵・小伏凪沙よりも先に謎を解き明かせますか? 渡橋銀杏・・・・・・元禄大学4年生。前島ゼミ所属。 小伏凪沙・・・・・・私立探偵。 前島理玖・・・・・・元禄大学の教授。 火野響介・・・・・・火野研究所所長。 副島和葉・・・・・・火野研究所副所長。 岩塚宗司・・・・・・火野研究所所員。 井野聡・・・・・・火野研究所所員。 ラファエル・ムーシェ・・・・・・研究者。 甲斐彩乃・・・・・・研究者。 大庭将樹・・・・・・研究者。 長岡恭司郎・・・・・・研究者。 新見健司・・・・・・研究者。 西野幸助・・・・・・研究者。
高遠は冷や汗が出てきた。この男言葉の女性が高遠の先輩、大文字伝子である。高遠は大学の後輩、高遠学。つい最近まで、事実婚だったが、伝子に請われて伝子の籍に入った。だから、戸籍上は「大文字」なのだが、今でも伝子は高遠のことを「高遠」と旧姓を呼び捨てにしている。
「それじゃ、夏休み限定の探偵事務所を開くことにしよう。今日からよろしく、コナン君」 暑い夏、ボクは、彼女と事件に行き合った―――。 夏休みの朝、高校2年の野田耕史(のだこうじ)は同級生の葛西稔梨(かさいみのり)が、浜辺で自殺したことを刑事である叔父から知らされる。 あんなに真面目そうな子が、自ら命を絶つなんて―――。 その日の夜、街で偶然に出会った同じクラスの湯舟敏羽(ゆふねとわ)に、葛西稔梨の自殺の件を伝えると、なぜか一緒に事件を探る羽目に。 敏羽は、稔梨と中学からの親友で、高校に入学頃から距離をおかれて悩んでいたという。 そして、二人の探偵活動は、新たな事件を引き起こし……。
心霊×ミステリー×コメディ、時々シリアス これは少年と幽霊の7日間の物語。 遅刻常習犯で赤点王の高校生 崎山 真(さきやま まこと)の前に突然現れた一風変わった謎のサムライ。 彼は崎山家に伝わる偉大な先祖に殺されてしまった怨霊で、長年の恨みを晴らすために子孫である真の命を狙っているという。 勝手で気ままな怨霊男にストーカーされるオカルト生活が始まるのだが、二人は桜並木市を騒がす「通り魔事件」に巻き込まれていく。 真相に近づくにつれ、事件は真が抱える悲しい過去と深く関わっていることを知り──。 果たして二人が辿り着く結末とは? あの世とこの世、過去と現代が交差する! 第一章・第二章は現代ファンタジー要素多め 第三章・第四章は怪異中心 第五章以降はミステリー要素メインの展開。 一気読み推奨ですが公募作品と同時に執筆中のため更新はのんびりです。 表紙の素敵なFAはMaoさん(X @mao_noil)に描いて頂きました(*´ω`*) ありがとうございます! ノベプラ、なろう、ノベルデイズでも連載しています。
主人公の南本隆介は今置かれている自分の境遇を僻んでいた。周りは幸せそうに見え、自分だけが置いてきぼりにされていると感じていた。心にすっぽり穴が空いてしまい、役所仕事にも嫌気がさして市役所を退職し、今や僕は売れない絵描きになっていた。もしかして昔見たあの老婆の絵がそうさせたのかもしれない……。これまでもあっちへ行ったりこっちへ行ったりと定まらない行動をする風来坊のような生活をしていた。今はこの山間の小さな村で下宿生活をしながら落ち着いているわけではあるのだが……。
私立玉蘭女子学園高等学校、生徒会長・一条怜花。成績優秀、スポーツ万能、容姿端麗、校内のだれもが認める完璧才女の彼女には、決して知られてはならない秘密があった。それは早朝、ほかの生徒が来ていない時間に生徒会室でこっそりお気に入りのBL同人誌を読むこと。今日もいつものように早朝の生徒会室にやってきた怜花。しかしなぜか、隠していたBL本がなくなっていた! そんな……わたしのBL誌は――わたしの聖典は、どこへ――。彼女の悲鳴を聞き、駆けつける三人の役員たち。はたして怜花は、無事彼女の聖典を取り戻すことができるのか?
ユカちゃんが僕の名前を呼んでいる。ユカちゃんは僕の頭をなで、僕をベッドに連れていく。僕はユカちゃんの「お気に入り」なのかもしれない。僕がここに連れてこられる前、この部屋には僕ではない違うだれかがいたらしい。そのだれかがいなくなって、代わりに僕が連れてこられた。僕もいつかここからいなくなるんだろうか。「いなくなる」って、具体的にどうなることをいうのだろう――。
【一言】学校で死体を探す話。 【百字】夜中の学校に忍び込んだ主人公たちの前に屋上から女生徒が降ってくる。錯乱した仲間が死体を埋めると言い出して――
「今日は、足だった」発見した死体の写真を撮り終えた黒木は僕に言い、撮ったばかりの右足を欠損した死体の写真をうっとりと眺めはじめる。無類の死体好きである黒木が僕と行動をともにするのは、僕が幼いころからなにかと死体を発見しがちな体質であるためだ。死体大好き少女とそうでもない少年による、インモラル死体発見アドベンチャー。
わたしは、死神のユウくんと一緒に暮らしている。かっこよくて、やさしくて、わたしのことをとても大切にしてくれるユウくん。こんなに素敵な死神と一緒にいられて、わたしは毎日幸せだ。だけどときどき、わたしはがまんできなくて、ついユウくんにきいてしまう。それは――
【一言】絵画を盗難から守る話。 【百字】警部である主人公の元へ犯行予告が届く。しかし、なぜか三通あって――
過去の傷を手に持つペンに変え、河合音叉は復讐の旋律を紡ぐ。編集部の裏に潜む陰謀を暴き、美沙と共に希望を掴むため、彼女は闇に挑む。あの夜の恐怖が再びドアを叩く時、小説は正義の刃となる。逆行する物語が未来を切り開く。
晴れて大学を卒業し、小伏凪沙探偵事務所に就職することになった渡橋銀杏。もうすぐ事務所で働き始めて一年になる初めての冬、ついに初めての捜査依頼が訪れた。依頼主は日本有数の大グループである椋木グループの長女、椋木四葉。依頼の文面によると、グループの会長である椋木増吉が不可解な状況で殺されたというのだ。混乱を避けるために警察にも相談はしないという依頼主の方針に従い、凪沙と銀杏は東京から椋木家の館がある仙台へと向かう。そこで待ち受けていたのは、椋木家の所有する洋館・六花館と謎に包まれた密室殺人だった。 二つの密室と、人間にはとてもじゃないが不可能な殺人。近くに伝わる一本だたらの伝承と、椋木家の暗部。 果たして、凪沙と銀杏は協力してこの謎を解き明かすことができるのか? 小伏凪沙……探偵 渡橋銀杏……助手 椋木増吉……椋木グループ会長で故人 椋木修一……椋木増吉の長男 椋木英二……椋木増吉の次男 椋木雄三……椋木増吉の三男 椋木四葉……椋木増吉の長女で修一らとは腹違いの兄弟 中道俊郎……椋木家の執事で、増吉の元秘書 柴崎佑月……椋木家のメイド 今泉由梨……椋木家のメイド 久米ミヨ……椋木家の料理長 黒崎吉彦……増吉のかかりつけ医
【一言】幽霊が何かを伝えようとする話。 【百字】主人公は昔から霊感が強かった。ある日、首のない幽霊が現れて――
第3回超短編小説祭 『Solispia Happy-end Short-stories』 で佳作を受賞しました! 彼女の浮気に気がついたとき、男は嫉妬に狂う──。 果たして浮気の動機とは? 全4話。
「街でウワサのイケメン家族が、あなたの依頼を解決します」  明知探偵事務所の調査員、土岐田瑛比古(ときた・てるひこ)さんは街で噂の超イケメン! そして、男手ひとつで4人の子供を育てるスーパーイクメンでもあります。担当は謎が謎を呼ぶ不可思議案件。この度持ち込まれたのは「夕暮れの公園・父子消失事件」。ご先祖様のお力をちょっとお借りして解決に乗り出しますが、なぜか巻き込まれる長男・ハルこと晴比古くん、20歳。事件の影に隠された悲劇と向き合うことになりますが……。
「鷹山彩音は、僕の光だった。彼女が、僕を輝かせてくれた」 その彩音が亡くなり、主人公の現実には大きな変化が訪れてゆく。 思い出される彩音との過去。そして、目まぐるしく変化する現実。 さらには、『女子高生連続殺人事件』により更なる混沌を招く。 女子高生連続殺人事件の犯人は? なぜ、彩音は死んだのか? 果たして、究極の愛とは、愛慾とは? 究極の愛を証明するためならば、命を懸けられるのか?
渡橋銀杏は元禄大学に通う大学生。大学卒業後の進路に迷う中で、ゼミの教授である前島理玖から言われて火野博士の主催するパーティーに出席することになった。化学界の大物が一堂に会する中、主催者である火野博士が遺体となって発見された。さらに、海上では不知火が発生し、唯一の道である吊り橋も落とされており、警察の到着も遅れる。混乱する中で、銀杏に一本の電話がかかってきた。 「こちらは小伏探偵事務所の小伏凪沙です」 電話先にいる彼女は、そう名乗り事件の状況を聞かせてくれたら事件を解決してくれると言った。銀杏は彼女の指示に従い、捜査を開始するが続いて第二、第三の殺人が行われる。アリバイトリック、不可解な状況、謎の不知火の存在。果たして、凪沙と銀杏は二人で力を合わせて事件を解決させることができるのか。科学を利用したトリックながら、全ては出題編で説明された事前知識不用の正統派ミステリー! 探偵と、画面の前にいるあなたは同じ状況です。あなたは、この謎を探偵・小伏凪沙よりも先に謎を解き明かせますか? 渡橋銀杏・・・・・・元禄大学4年生。前島ゼミ所属。 小伏凪沙・・・・・・私立探偵。 前島理玖・・・・・・元禄大学の教授。 火野響介・・・・・・火野研究所所長。 副島和葉・・・・・・火野研究所副所長。 岩塚宗司・・・・・・火野研究所所員。 井野聡・・・・・・火野研究所所員。 ラファエル・ムーシェ・・・・・・研究者。 甲斐彩乃・・・・・・研究者。 大庭将樹・・・・・・研究者。 長岡恭司郎・・・・・・研究者。 新見健司・・・・・・研究者。 西野幸助・・・・・・研究者。