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第2話 共同生活が始まりました。②

ー/ー




ルクシ君の頬の手当て後、さっそく、ルクシ君を屋敷に住む許可をもらう為、坊っちゃまの書斎に向かった。

そして…

「お願いします!住処が見つかるまで、ルクシ君に屋敷に住まう許可をください!」

坊っちゃまの機嫌を損ねない様に恥を捨て、頭を床につけ土下座をした。

ルクシ「……………」

坊っちゃま「はあっ?!人間の分際で駄目にきまって……ひいぃ!!」

「………? 坊っちゃま?」

どうしたんだろう?坊っちゃまが悲鳴をあげるなんて珍しい…いや、聞いたの初めてかも…一体何が…

顔をあげようとした瞬間…

坊っちゃま「やっぱりいいぞ!許可をする!ダディ(領主)には今から俺が言っておくから!!…と言うかオーロラ!

そのガキ、ちゃんと見張ってくれよ!いいな!!」

坊っちゃまは顔を青ざめさせ、早口に事を伝え

坊っちゃま「お前らさっさと部屋に戻れ!」

何故か逃げる様に部屋を出て行った。


ガチャン!バタ バタ バタ……

シーン……


「……………」

何だかよく分からないけど…初めて坊っちゃまから許可をいただけた…

よっ…

「よかったー…許可貰えなかったら、どうしようかと思ったけど、ルクシ君 これで一安心だね」

先程までの緊張が途切れ、ホッとして私は思わずへたり込んでしまった。


ルクシ「う…うん…よかった…ありがとう……ねえ…おねえちゃん」

「ん?どうしたの?ルクシ君」

ルクシ「どうして あの人、おねえちゃんにイジワルするの?」

首をこてんと傾げて私を見つめる深緑色の瞳……

……うっ…そんな純粋な眼差しで見られると…

…嘘つけないな…本当は怖がってほしくなくて、言いたくなかったけど…ここは腹を括って…正直に話そう。

「……そうだね…私が人間だからかな。鈍臭いし、力もない…から

…えっと大丈夫よ!ルクシ君も人間だけど
あの人達から私、貴方を守るから安心して!」

ルクシ「………おねえちゃん…」

あれ?なんだか暗い表情…

そうだよね…ルクシ君も人間だし、人間をよく思ってない人達がいると、誰だって不安がるよ。

もしも 坊っちゃま達がルクシ君の事を、よく思ってなかったら、暴力振るわれそうになったら、私が全力で守ろう。

…あまり幼い子に悪い影響を与えない様に
しないとね。

「ささっ!坊っちゃまが来る前に、私のお部屋に戻りましょう!怒られたら大変!」

ルクシ「…うん」

さあて、ルクシ君を元気づける為、まずは腹ごしらえ!久しぶりに外での食事。さあ何をご馳走しようかな?

ハンバーグにオムライス…野菜をふんだんに使ったミネストローネ…楽しみだな。

……………………………

……………………

………………

食事の事でルンルン気分となり、オーロラは気づいていなかった。

部屋へと戻る最中…


ルクシ「安心して……オーロラ。僕がオーロラを脅かす者から守るから …だから覚悟しててね」

ルクシが子供らしからぬ笑みを浮かべ、ぼそりと呟いていた事に。

 


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ルクシ君の頬の手当て後、さっそく、ルクシ君を屋敷に住む許可をもらう為、坊っちゃまの書斎に向かった。
そして…
「お願いします!住処が見つかるまで、ルクシ君に屋敷に住まう許可をください!」
坊っちゃまの機嫌を損ねない様に恥を捨て、頭を床につけ土下座をした。
ルクシ「……………」
坊っちゃま「はあっ?!人間の分際で駄目にきまって……ひいぃ!!」
「………? 坊っちゃま?」
どうしたんだろう?坊っちゃまが悲鳴をあげるなんて珍しい…いや、聞いたの初めてかも…一体何が…
顔をあげようとした瞬間…
坊っちゃま「やっぱりいいぞ!許可をする!ダディ(領主)には今から俺が言っておくから!!…と言うかオーロラ!
そのガキ、ちゃんと見張ってくれよ!いいな!!」
坊っちゃまは顔を青ざめさせ、早口に事を伝え
坊っちゃま「お前らさっさと部屋に戻れ!」
何故か逃げる様に部屋を出て行った。
ガチャン!バタ バタ バタ……
シーン……
「……………」
何だかよく分からないけど…初めて坊っちゃまから許可をいただけた…
よっ…
「よかったー…許可貰えなかったら、どうしようかと思ったけど、ルクシ君 これで一安心だね」
先程までの緊張が途切れ、ホッとして私は思わずへたり込んでしまった。
ルクシ「う…うん…よかった…ありがとう……ねえ…おねえちゃん」
「ん?どうしたの?ルクシ君」
ルクシ「どうして あの人、おねえちゃんにイジワルするの?」
首をこてんと傾げて私を見つめる深緑色の瞳……
……うっ…そんな純粋な眼差しで見られると…
…嘘つけないな…本当は怖がってほしくなくて、言いたくなかったけど…ここは腹を括って…正直に話そう。
「……そうだね…私が人間だからかな。鈍臭いし、力もない…から
…えっと大丈夫よ!ルクシ君も人間だけど
あの人達から私、貴方を守るから安心して!」
ルクシ「………おねえちゃん…」
あれ?なんだか暗い表情…
そうだよね…ルクシ君も人間だし、人間をよく思ってない人達がいると、誰だって不安がるよ。
もしも 坊っちゃま達がルクシ君の事を、よく思ってなかったら、暴力振るわれそうになったら、私が全力で守ろう。
…あまり幼い子に悪い影響を与えない様に
しないとね。
「ささっ!坊っちゃまが来る前に、私のお部屋に戻りましょう!怒られたら大変!」
ルクシ「…うん」
さあて、ルクシ君を元気づける為、まずは腹ごしらえ!久しぶりに外での食事。さあ何をご馳走しようかな?
ハンバーグにオムライス…野菜をふんだんに使ったミネストローネ…楽しみだな。
……………………………
……………………
………………
食事の事でルンルン気分となり、オーロラは気づいていなかった。
部屋へと戻る最中…
ルクシ「安心して……オーロラ。僕がオーロラを脅かす者から守るから …だから覚悟しててね」
ルクシが子供らしからぬ笑みを浮かべ、ぼそりと呟いていた事に。