いつも通り
ー/ー◼️ いつも通り
ある寒い冬の朝。
目覚めて、思った。
昨日とは
もう違うんだ、と。
昨日には
戻れない。
それだけは
わかっていた。
重い体を引きずって
顔を洗う。
いつも通りに。
テレビをつける。
ニュースが流れる。
お天気お姉さんは
今日も、笑顔。
何も変わらない。
食事は摂らず、
外へ出た。
駅へ向かう人たち。
黙々と歩く人。
笑っているカップル。
手を振る子ども。
いつもと同じ。
何も変わらない。
電車の中。
みんな、スマホを見ている。
いつもと同じ。
何も、変わらない。
ぼんやりした頭のまま
仕事をした。
いつも通りに。
お昼休み。
仲間と過ごす。
笑顔で話す。
昨日と同じ。
いつも通り。
昨日と違うのは
私だけ。
だから
なおさら
いつも通りに
振る舞った。
帰りに立ち寄った
いつものコンビニ。
いつもの缶チューハイ。
今日は、いらない。
私は
お酒を飲まないから。
何も買わずに
外へ出た。
涙が
こぼれそうになった。
でも
ぐっと堪えた。
それは
いつも通りじゃ
ないから。
泣かない。
人前では
泣かない。
それが
いつも通り。
いつも通りに
過ごすことでしか
平常心を
保てなかった。
何もなかったふりをして。
平気な顔をして。
いつも通りに
振る舞うしかなかった。
それしか
できなかった。
油断すると
涙が溢れるから。
だから
いつも通り。
一人で歩く夜道は
暗くて
心細い。
あまりにも
突然で。
さようならも
言えなかった。
君は
どこへ行ったの。
虹の橋?
夜空の星?
空の上から
見ているの?
そこへ行けば
君に会える?
声は
聞こえる?
また
一緒に
笑える?
いつか
私は
そこへ行ける?
私の隣を
歩いていた君へ。
私は
いつまで
一人で歩けば
いいですか。
返事が
欲しい。
みんなのリアクション
まだリアクションはありません。最初の一歩を踏み出しましょう!
◼️ いつも通り
ある寒い冬の朝。
目覚めて、思った。
昨日とは
もう違うんだ、と。
昨日には
戻れない。
それだけは
わかっていた。
重い体を引きずって
顔を洗う。
いつも通りに。
テレビをつける。
ニュースが流れる。
お天気お姉さんは
今日も、笑顔。
何も変わらない。
食事は摂らず、
外へ出た。
駅へ向かう人たち。
黙々と歩く人。
笑っているカップル。
手を振る子ども。
いつもと同じ。
何も変わらない。
電車の中。
みんな、スマホを見ている。
いつもと同じ。
何も、変わらない。
ぼんやりした頭のまま
仕事をした。
いつも通りに。
お昼休み。
仲間と過ごす。
笑顔で話す。
昨日と同じ。
いつも通り。
昨日と違うのは
私だけ。
だから
なおさら
いつも通りに
振る舞った。
帰りに立ち寄った
いつものコンビニ。
いつもの缶チューハイ。
今日は、いらない。
私は
お酒を飲まないから。
何も買わずに
外へ出た。
涙が
こぼれそうになった。
でも
ぐっと堪えた。
それは
いつも通りじゃ
ないから。
泣かない。
人前では
泣かない。
それが
いつも通り。
いつも通りに
過ごすことでしか
平常心を
保てなかった。
何もなかったふりをして。
平気な顔をして。
いつも通りに
振る舞うしかなかった。
それしか
できなかった。
油断すると
涙が溢れるから。
だから
いつも通り。
一人で歩く夜道は
暗くて
心細い。
あまりにも
突然で。
さようならも
言えなかった。
君は
どこへ行ったの。
虹の橋?
夜空の星?
空の上から
見ているの?
そこへ行けば
君に会える?
声は
聞こえる?
また
一緒に
笑える?
いつか
私は
そこへ行ける?
私の隣を
歩いていた君へ。
私は
いつまで
一人で歩けば
いいですか。
返事が
欲しい。