競馬が趣味の人が100人居るとします。この人達に一番楽しい瞬間を聞いたら、おそらく半分以上は予想している時間が楽しいと答えます。
推し活目的で見ている人は、推し馬が勝つシーンをずっと妄想できます。馬券を買ってるギャンブラーは買って大儲けしている自分を妄想できます。純粋にレースを見るのが好きな人はどんな素晴らしいレースが繰り広げられるかを妄想できます。
予想できる時間は結果が決まっていないので、自分の好きなビジョンを見続けられるわけです。だから楽しい時間なのです。
これがレースが始まれば現実に引き戻されます。推し馬が、買った馬が手応え抜群。最終直線では勢いよく伸びてくる。位置が良くて止まりそうにない。他には白熱したデットヒートが繰り広げられている。凄いタイムが出そう。こんな状況であればレースの時間は喉が枯れるくらい声が出ますし、沸騰したヤカンのように身体が熱くなります。逆に推し馬が、買った馬の手応えが怪しくて直線でどんどん沈んでいく、そもそもゲートが悪すぎて遥か後方……。特に白熱するとか凄いタイムが出ているわけでもない。こんな時は一気に熱が冷めてしまいます。
結局レースは、思い描いた形になれば最高ですし、そうでないなら悲しいシーンになりがちです。稀にそうならない時もありますが。
何が言いたいのか。確実に楽しい瞬間は結果が決まっておらず、夢を見られる予想の時間、レースが始まる前までが死ぬほど楽しいのです。
競馬をもしこのエッセイ?や、ウマ娘のゲーム・アニメ、ロイヤルファミリーをきっかけに観たり、馬券をやったりするのであれば、予想の時間を大切にしましょう。この時間を楽しめるかどうかで競馬を楽しめるかが変わると私は思います。
次で予想のやり方とかを話していきましょう。