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8人目

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 「お前さえいなければなぁ。役立たず。さっさと消えてしまえばいいのになぁ」という呪詛に似た声が昔から僕のことを苛み続けて、耐えかねた僕はいつも両手で耳を塞いでいたのだが、一向によくはならず、全てを解決するためには己の口を塞げばいいことに三十五年ほど経ってようやく気がついた。


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 「お前さえいなければなぁ。役立たず。さっさと消えてしまえばいいのになぁ」という呪詛に似た声が昔から僕のことを苛み続けて、耐えかねた僕はいつも両手で耳を塞いでいたのだが、一向によくはならず、全てを解決するためには己の口を塞げばいいことに三十五年ほど経ってようやく気がついた。