フェスティバルの成功で注文がさらに増えたが、モーモウ獣の供給が追いつかねえ。
トーマの牧場でも限界だ。
調査すると、獣人族がモーモウ獣を過剰に狩ってるらしい。
エレナが言う。
「獣人族は森の民。私の貴族のコネで、和平交渉の場を設けられるわ」
「エレナ、頼むぜ。獣人族と話して、肉の供給を安定させたい」
リナが小さな拳を握る。
「ハルキー、獣人族もジャーキー好きになるよ! あたし、信じてる!」
森の奥で獣人族の族長と会う。
彼らは誇り高く、最初は俺たちを警戒。
俺はジャーキーを差し出す。
「これ、俺の燻製ジャーキーだ。食ってみてくれ」
族長が試食し、目を丸くする。
「この味……我々の狩りの肉をこんな風にできるのか!」
リナがジャーキーを族員に配る。
「獣人族のお兄さん、食べて! ハルキーのジャーキー、すっごく美味しいよ!」
獣人族がジャーキーに感動し、和平交渉が進む。
彼らは肉の供給を約束し、聖木のチップを提供してくれる。
クロウが獣人族に偽情報を流し、俺たちを敵視させようとするが、リナの無邪気な笑顔とジャーキーの味で誤解が解ける。
族長が言う。
「ハルキー、お前のジャーキーは我々の心を開いた。仲間だ」
エレナが微笑む。
「ハルキー、あなたのジャーキーは文化を繋ぐ力があるわ」
夜、獣人族の村で祝宴。リナがジャーキーを頬張りながら言う。
「ハルキー、獣人族のお友達、かっこいい! あたし、もっとジャーキー作りたい!」
俺は獣人族との絆を感じる。ジャーキーはただの食い物じゃねえ。世界を変える力だ!