第22話 五階への挑戦

ー/ー



「はーい、リオンのダンジョン配信、今日も絶好調でスタート! チーム『スターライト』、日本平ダンジョン五階だよ! 斎木さんの真相を追うため、今日はルミナスと共闘! みんな、応援よろしくね!」

 ドローンが五階の暗い通路を映す。ヒカリゴケの光が薄れ、岩壁には不気味な爪痕が刻まれている。
 僕リオンはミスリウム合金のショートソードとハンドガンを手に、オーガ革の鎧に身を包む。
 ミリアはファイアボルトの魔力を溜め、ミスリウム・ソードを握りしめる。
 マナミはマジック・バッグに中級・上級ポーションを詰め、素材回収の準備万端。
 視聴者コメントが一気に盛り上がる。

『スターライト、五階キター!』
『リオンちゃんのハンドガン、期待!』
『ミリアちゃん、ファイアボルトでぶちかませ!』
「リオンさん、五階ってブロンズにはキツいですよね……兄もここで戦ってたのかな?」
「うん、ミリアちゃん。斎木さんが五階で何か探してた可能性あるね。僕たちのチームワークなら大丈夫! マナミ、荷物管理バッチリ?」
「お兄ちゃん、いつでもOK! ポーションもバッグにガッツリ!」

 ミリアが緊張した声で言うと、僕に続いて、マナミがバッグを叩いてニヤリと答えた。コメントが沸く。

『マナミちゃん、テンション高w』
『スターライトの連携、最高!』

 五階では、保守派のシルバー級パーティー、ルミナスと共闘だ。
 リーダーである男性剣士の小野田さんが近づいてくる。彼のミスリウム製ロングソードが光る。
「リオン、ミリア、スターライトの配信見てきたぞ。斎木さんのこと、しっかり追ってるみたいだね。俺たちも保守派として、改革派の闇を暴きたい。一緒に戦おう!」
「小野田さん、ありがとう! スターライト、ルミナスと組んで五階攻略するよ! 視聴者のみんな、めっちゃ盛り上げてね!」
『スターライト&ルミナス、激アツ!』
『保守派、ガンバ!』

 そこへ、サキのブルーファングが現れる。彼女の青い革鎧にはマギテック・アイテムズのロゴが目立つ。
 アダマンタイト製はやはり格が違う。最高級防具にくわえ、ダガーもレッド・メタルという魔法金属だった。
 レッド・メタルは魔法金属の中でも属性魔法を付与するような特殊金属で扱いが難しい。
 そして、最高級品でもある。
 サキたちはまだ、ギリギリのブロンズ級冒険者だが、この装備ならほとんどシルバー級冒険者だと言っても過言ではなかった。
 サキがニヤッと笑う。

「リオン、ルミナスと組むなんて、気合入ってるね! でも、ブルーファングも負けないよ。マギテックの装備、めっちゃ強いから!」
「サキさん、装備は派手だけど、スターライトは心で勝負! 視聴者数、追い越すよ!」
『リオンvsサキ、ガチンコ!』
『ブルーファングの魔法、派手すぎ!』

 コメントが加速。
  サキのチャンネルは一万五千人、スターライトは一万四千人と僅差だ。
 五階の通路を進むと、キングオーガの咆哮が響く。巨大な体にミスリウムの棍棒を持ったモンスターだ。

「ミリアちゃん、ファイアボルトで動きを止めて! 小野田さん、右側お願い!」
「了解、リオン! ルミナス、フォーメーションC!」

 小野田さんがロングソードで突進し、キングオーガの棍棒を弾く。
 ミリアがファイアボルトを放ち、炎がオーガの腕を焼く。
 僕がショートソードで横から斬りつけ、マジック・バリアがオーガの反撃を防ぐが、多少のダメージを受けた。
 マナミがポーションを投げ渡す。

「お兄ちゃん、飲んで! まだいけるよ!」

 ポーションで傷が癒え、僕は再び突進。
 ルミナスの魔法使い増田さんが風魔法で援護し、キングオーガが膝をつく。
 視聴者コメントがワッと沸いた。

『スターライト&ルミナス、連携やばい!』
『ミリアちゃんのファイアボルト、キレッキレ!』

 そこへゴブリン・マジシャンの群れが現れ、雷魔法を放ってくる。
 異様に硬い木の棍棒を持つゴブリンも一緒だ。
 サキのブルーファングが駆けつけ、彼女の真っ赤なダガーが光る。

「リオン、置いてかれないようにね! ブルーファング、雷魔法で一掃するよ!」

 トオルさんの雷魔法がゴブリン・マジシャンを焼き、ルナさんの氷魔法が残りを凍らせる。
 スターライトとルミナスも負けじと攻撃。
 ミリアのファイアボルトがゴブリンを一掃し、僕がキングオーガにトドメを刺す。

 シルバー級と一緒の僕たちはともかく、サキさんたちブルーファングは格段に強くなっていた。

「やったー! ミリアちゃん、小野田さん、ナイス!」
『スターライト、ルミナス、ブルーファング、最高!』
『リオンちゃん、剣技かっこよすぎ!』

 敵が来ない合間に、キングオーガの魔石とゴブリンの杖と棍棒を山分けする。
 この前のディメンジョン・イーター襲撃事件で放出されたマジック・バッグを小野田さんたちも一つ購入したらしい。袋には余裕があった。
 小野田さんが声を潜める。

「リオン、ミリア、斎木さんが五階で探してたのは、マギテックが隠してるレア素材の証拠かもしれない。改革派がダンジョンの深層を独占しようとしてるって噂だ」
「兄がそんな危険な場所で戦ってたなら、私も負けられないです。リオンさん、一緒に真相追ってください!」
「もちろん、ミリアちゃん! スターライト、ルミナス、ブルーファング、みんなでマギテックの闇を暴こう!」

 配信を締め、続きの冒険を誓う。視聴者数が一万五千人に達し、コメントが『スターライト、ガンバ!』で埋まる。
 斎木さんの想い、僕たちが絶対に届ける!



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次のエピソードへ進む 第23話 五階の闇とルミナスの絆


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「はーい、リオンのダンジョン配信、今日も絶好調でスタート! チーム『スターライト』、日本平ダンジョン五階だよ! 斎木さんの真相を追うため、今日はルミナスと共闘! みんな、応援よろしくね!」
 ドローンが五階の暗い通路を映す。ヒカリゴケの光が薄れ、岩壁には不気味な爪痕が刻まれている。
 僕リオンはミスリウム合金のショートソードとハンドガンを手に、オーガ革の鎧に身を包む。
 ミリアはファイアボルトの魔力を溜め、ミスリウム・ソードを握りしめる。
 マナミはマジック・バッグに中級・上級ポーションを詰め、素材回収の準備万端。
 視聴者コメントが一気に盛り上がる。
『スターライト、五階キター!』
『リオンちゃんのハンドガン、期待!』
『ミリアちゃん、ファイアボルトでぶちかませ!』
「リオンさん、五階ってブロンズにはキツいですよね……兄もここで戦ってたのかな?」
「うん、ミリアちゃん。斎木さんが五階で何か探してた可能性あるね。僕たちのチームワークなら大丈夫! マナミ、荷物管理バッチリ?」
「お兄ちゃん、いつでもOK! ポーションもバッグにガッツリ!」
 ミリアが緊張した声で言うと、僕に続いて、マナミがバッグを叩いてニヤリと答えた。コメントが沸く。
『マナミちゃん、テンション高w』
『スターライトの連携、最高!』
 五階では、保守派のシルバー級パーティー、ルミナスと共闘だ。
 リーダーである男性剣士の小野田さんが近づいてくる。彼のミスリウム製ロングソードが光る。
「リオン、ミリア、スターライトの配信見てきたぞ。斎木さんのこと、しっかり追ってるみたいだね。俺たちも保守派として、改革派の闇を暴きたい。一緒に戦おう!」
「小野田さん、ありがとう! スターライト、ルミナスと組んで五階攻略するよ! 視聴者のみんな、めっちゃ盛り上げてね!」
『スターライト&ルミナス、激アツ!』
『保守派、ガンバ!』
 そこへ、サキのブルーファングが現れる。彼女の青い革鎧にはマギテック・アイテムズのロゴが目立つ。
 アダマンタイト製はやはり格が違う。最高級防具にくわえ、ダガーもレッド・メタルという魔法金属だった。
 レッド・メタルは魔法金属の中でも属性魔法を付与するような特殊金属で扱いが難しい。
 そして、最高級品でもある。
 サキたちはまだ、ギリギリのブロンズ級冒険者だが、この装備ならほとんどシルバー級冒険者だと言っても過言ではなかった。
 サキがニヤッと笑う。
「リオン、ルミナスと組むなんて、気合入ってるね! でも、ブルーファングも負けないよ。マギテックの装備、めっちゃ強いから!」
「サキさん、装備は派手だけど、スターライトは心で勝負! 視聴者数、追い越すよ!」
『リオンvsサキ、ガチンコ!』
『ブルーファングの魔法、派手すぎ!』
 コメントが加速。
  サキのチャンネルは一万五千人、スターライトは一万四千人と僅差だ。
 五階の通路を進むと、キングオーガの咆哮が響く。巨大な体にミスリウムの棍棒を持ったモンスターだ。
「ミリアちゃん、ファイアボルトで動きを止めて! 小野田さん、右側お願い!」
「了解、リオン! ルミナス、フォーメーションC!」
 小野田さんがロングソードで突進し、キングオーガの棍棒を弾く。
 ミリアがファイアボルトを放ち、炎がオーガの腕を焼く。
 僕がショートソードで横から斬りつけ、マジック・バリアがオーガの反撃を防ぐが、多少のダメージを受けた。
 マナミがポーションを投げ渡す。
「お兄ちゃん、飲んで! まだいけるよ!」
 ポーションで傷が癒え、僕は再び突進。
 ルミナスの魔法使い増田さんが風魔法で援護し、キングオーガが膝をつく。
 視聴者コメントがワッと沸いた。
『スターライト&ルミナス、連携やばい!』
『ミリアちゃんのファイアボルト、キレッキレ!』
 そこへゴブリン・マジシャンの群れが現れ、雷魔法を放ってくる。
 異様に硬い木の棍棒を持つゴブリンも一緒だ。
 サキのブルーファングが駆けつけ、彼女の真っ赤なダガーが光る。
「リオン、置いてかれないようにね! ブルーファング、雷魔法で一掃するよ!」
 トオルさんの雷魔法がゴブリン・マジシャンを焼き、ルナさんの氷魔法が残りを凍らせる。
 スターライトとルミナスも負けじと攻撃。
 ミリアのファイアボルトがゴブリンを一掃し、僕がキングオーガにトドメを刺す。
 シルバー級と一緒の僕たちはともかく、サキさんたちブルーファングは格段に強くなっていた。
「やったー! ミリアちゃん、小野田さん、ナイス!」
『スターライト、ルミナス、ブルーファング、最高!』
『リオンちゃん、剣技かっこよすぎ!』
 敵が来ない合間に、キングオーガの魔石とゴブリンの杖と棍棒を山分けする。
 この前のディメンジョン・イーター襲撃事件で放出されたマジック・バッグを小野田さんたちも一つ購入したらしい。袋には余裕があった。
 小野田さんが声を潜める。
「リオン、ミリア、斎木さんが五階で探してたのは、マギテックが隠してるレア素材の証拠かもしれない。改革派がダンジョンの深層を独占しようとしてるって噂だ」
「兄がそんな危険な場所で戦ってたなら、私も負けられないです。リオンさん、一緒に真相追ってください!」
「もちろん、ミリアちゃん! スターライト、ルミナス、ブルーファング、みんなでマギテックの闇を暴こう!」
 配信を締め、続きの冒険を誓う。視聴者数が一万五千人に達し、コメントが『スターライト、ガンバ!』で埋まる。
 斎木さんの想い、僕たちが絶対に届ける!