「ほんとにごめんなさい!」
「いや、いいよ・・・」
才王学園がない世界。
連行したことをユイがあやまっている。
「楽しかったから、大丈夫だよ」
「ありがとう」
その言葉を聞いてユイは笑みを浮かべる。
「明日も普通に学校だ。早く帰って寝よう。」
「はい!」
(けど、あの時の声は何だったんだろう・・・)
「ああ、つかれた・・・」
「おやすみ。」
「・・・・おやすみなさい。」
今日は一緒のベッドで寝ることになった。
まあ、こういう状況も慣れた・・・・。
(けど抱き着かれるのは慣れてないんだよなあ!)
そう、俺は今ユイに抱き着かれている。
(こんな状況に適応し始めてる俺もおかしいのかな・・・)
「!」
突然胸が痛む。
そして俺の頭の中にイメージが流れ込んでくる。
(ここは・・・どこだ!?)
あらゆる剣が存在する世界・・・。
俺はその世界に立っていた。
ユイの〝紫の眼〟に触発されたのか・・・・?
そして俺の目の前に誰かが現れる。
知らない、しかし会ったことのあるような・・・・。
そしてもう一人、黒いロングコートを着た・・・。
そしてその剣士が言葉を発する。
『そこにあるのは、剣か魂か』
そして俺の身体に激痛が走り、気絶してしまう。
「・・・・おはようございます」
「おはよう」
朝食を食べて
「学校に行きましょうか」
「おう」
扉を開けて足を踏み出す。
その一歩が全てが変わるとは知らずに。
「なんだよ・・・・これ・・・」
第二章