第33話 脅威のガトリングロボ現る!
ー/ー

電波塔の2階へ上った俺たち。そこはガレキやガラスの破片があちこちに散らばっていた。
今まで戦ってきたロボどもに加え、1階では見かけなかった種類のロボも徘徊している。
ガトリング砲が装着された二足歩行ロボットだ。やべぇよ……やべぇよ……。
「君たちは後ろに下がってくれ。ここは俺の狙撃で道を開く」
ハイド伍長は壁に身を隠しながらバズーカを構え、敵に狙いを定める。
そして、目の前を徘徊するロボどもを次々と爆破していった!
ロボ1体倒すのに砲撃数回を要するが、身を隠しながら攻撃すれば安全に先へ進めそうだ。
「よし、先へ進もう」
「さすがハイド伍長だな!」
目の前のロボどもを一掃した俺たちは、残りのロボどもに見つからないようにゆっくり先へ進む。
2階のフロアは難なく進み、このまま3階へ向かう。階段を上った先は左右に分かれ道があり、それぞれの通路にロボどもが徘徊している。
「俺が右の敵を攻撃する。ミカエル、反対側を頼めるか?」
「分かった。引き受けよう」
ハイド伍長、普段は陽気なアメリカン忍者だが、戦闘の時は軍人らしく真面目なんだな。
遠方の敵を攻撃できるのはハイド伍長とミカエルだけだ。
ハイド伍長はバズーカで、ミカエルは二丁拳銃でそれぞれ別方向にいる敵を撃ち抜いていく。
ハイド伍長が攻撃した通路の敵は難なく一層することができた。
しかし、ミカエルは火力不足で左側通路の敵を倒しきることができない。
そして、俺たちの存在に気づいた残りのロボどもが一斉に近づいてきた!
遠方のガドリングロボどもが俺たちへ向けて無数の弾丸を発射。痛いんだよおおおお!!!!(マジギレ)
「あいたたたたっ! 早くこいつらを始末しなきゃ (使命感)」
さっきまで真面目だったハイド伍長がダメージを受け、本来の陽気で気さくなアメリカン忍者に戻る。
このままでは俺たち全員が蜂の巣にされてしまう!
しかし、俺とレイさんとヨウスケの攻撃は遠方のロボどもへは届かない。さて、どうすっかなー俺もなー。
「ねぇ、タツヤさんの鞭とレイさんのハリケーンで奴らの弾丸を防げないかな? おれはこのスプレーでみんなの回復をするよ」
「タツヤさん、やってみようじゃないか」
「おう、そうだな!」
ヨウスケは回復ミストをばら撒き、俺たち全員の体力を回復させた。
俺は鞭の乱舞、レイさんは竹刀から竜巻を発生させる"ハリケーン"で、敵の弾丸を打ち落としていく。
全弾を打ち落とすことはできないが、これでだいぶダメージ軽減できるぜ。
「みんな、助かるぜ。後は俺とミカエルでこいつらを攻撃だ!」
「ハイド伍長、一気にケリをつけよう」
ハイド伍長とミカエルはロボどもへ向けて砲撃と銃撃。なんとかこのフロアにいるロボどもを一掃できたぜ。
「なんとか片付いたな」
「すまないな、私の力不足で」
「いや、謝るのは俺の方さ。軍人ではない君にあれだけ多くのロボの始末を任せたのは無謀だったよ。申し訳ない」
ハイド伍長は責任を感じているようだ。
「そんなことない。ハイド伍長の作戦があったからこそ、私たちへのダメージは少なく済んだのじゃないか」
「そうっすよ。あの時、何も考えずに突っ込んでいたら俺らはあっという間に蜂の巣になってたぜぇ~」
「ダンジョンに入った以上、無傷で帰還なんて無理に決まってるじゃないスか」
「戦いの傷はおれが治療するから心配いらないよー」
「……そうだな。みんな、ありがとう」
どんな状況であれ、結果良ければ全て良しだ。俺たちはこの調子で上の階を目指し、先へ進む。
その後もロボどもと遭遇するたび危険な目にあったが、ようやく電波塔5階までの敵を一掃できた。
5階のフロアから更に階段を上ると、ついに電波塔の頂上にたどり着いた。山と森に囲まれた絶景が俺たちの目に映る。
「凄い綺麗だねー」
「軍事基地も見えるぜぇ~」
「ほら、あっちはビーチが見えるぞ!」
「みんな、塔の上から見る景色もなかなかのもんだろ?」
戦い疲れた俺たちはここでしばらく景色を眺めていた。まるで山登りを終えた気分だぜ。
しばらくすると、ミカエルがあるものに目をつけた。SFチックで近未来的な外観の建物だ。
「あの建物は何だ? 電波塔よりも大きくて洗練された外見のタワーだ」
「あぁ、あれは"サイバータワー"って施設なんだ。技術の結晶とも言われる施設で、アメリカ軍もお世話になっているよ」
ハイド伍長が分かりやすく説明してくれた。サイバータワーか、ワクワクすっぞ。
「みんな、そろそろ休憩を終わりにしよう。この先に倒すべき黒幕がいるはずだ」
よく見ると、俺たちがいる頂上にもう1つ部屋が設置されている。
今まで通ってきた道に黒幕らしき敵がいなかったということは、この部屋に潜んでいる可能性が高いな。
「みんな、気を引き締めていくぞ」
「その黒幕が人間だったら調教しちまおうぜぇ~」
「悪いことする奴はお仕置きだどー!」
俺たちはそっと頂上の部屋の扉を開けた。
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今まで戦ってきたロボどもに加え、1階では見かけなかった種類のロボも徘徊している。
ガトリング砲が装着された二足歩行ロボットだ。やべぇよ……やべぇよ……。
「君たちは後ろに下がってくれ。ここは俺の狙撃で道を開く」
ハイド伍長は壁に身を隠しながらバズーカを構え、敵に狙いを定める。
そして、目の前を徘徊するロボどもを次々と爆破していった!
ロボ1体倒すのに砲撃数回を要するが、身を隠しながら攻撃すれば安全に先へ進めそうだ。
「よし、先へ進もう」
「さすがハイド伍長だな!」
目の前のロボどもを一掃した俺たちは、残りのロボどもに見つからないようにゆっくり先へ進む。
2階のフロアは難なく進み、このまま3階へ向かう。階段を上った先は左右に分かれ道があり、それぞれの通路にロボどもが徘徊している。
「俺が右の敵を攻撃する。ミカエル、反対側を頼めるか?」
「分かった。引き受けよう」
ハイド伍長、普段は陽気なアメリカン忍者だが、戦闘の時は軍人らしく真面目なんだな。
遠方の敵を攻撃できるのはハイド伍長とミカエルだけだ。
ハイド伍長はバズーカで、ミカエルは二丁拳銃でそれぞれ別方向にいる敵を撃ち抜いていく。
ハイド伍長が攻撃した通路の敵は難なく一層することができた。
しかし、ミカエルは火力不足で左側通路の敵を倒しきることができない。
そして、俺たちの存在に気づいた残りのロボどもが一斉に近づいてきた!
遠方のガドリングロボどもが俺たちへ向けて無数の弾丸を発射。痛いんだよおおおお!!!!(マジギレ)
「あいたたたたっ! 早くこいつらを始末しなきゃ (使命感)」
さっきまで真面目だったハイド伍長がダメージを受け、本来の陽気で気さくなアメリカン忍者に戻る。
このままでは俺たち全員が蜂の巣にされてしまう!
しかし、俺とレイさんとヨウスケの攻撃は遠方のロボどもへは届かない。さて、どうすっかなー俺もなー。
「ねぇ、タツヤさんの|鞭《ムチ》とレイさんのハリケーンで奴らの弾丸を防げないかな? おれはこのスプレーでみんなの回復をするよ」
「タツヤさん、やってみようじゃないか」
「おう、そうだな!」
ヨウスケは回復ミストをばら撒き、俺たち全員の体力を回復させた。
俺は|鞭《ムチ》の乱舞、レイさんは竹刀から竜巻を発生させる"ハリケーン"で、敵の弾丸を打ち落としていく。
全弾を打ち落とすことはできないが、これでだいぶダメージ軽減できるぜ。
「みんな、助かるぜ。後は俺とミカエルでこいつらを攻撃だ!」
「ハイド伍長、一気にケリをつけよう」
ハイド伍長とミカエルはロボどもへ向けて砲撃と銃撃。なんとかこのフロアにいるロボどもを一掃できたぜ。
「なんとか片付いたな」
「すまないな、私の力不足で」
「いや、謝るのは俺の方さ。軍人ではない君にあれだけ多くのロボの始末を任せたのは無謀だったよ。申し訳ない」
ハイド伍長は責任を感じているようだ。
「そんなことない。ハイド伍長の作戦があったからこそ、私たちへのダメージは少なく済んだのじゃないか」
「そうっすよ。あの時、何も考えずに突っ込んでいたら俺らはあっという間に蜂の巣になってたぜぇ~」
「ダンジョンに入った以上、無傷で帰還なんて無理に決まってるじゃないスか」
「戦いの傷はおれが治療するから心配いらないよー」
「……そうだな。みんな、ありがとう」
どんな状況であれ、結果良ければ全て良しだ。俺たちはこの調子で上の階を目指し、先へ進む。
その後もロボどもと遭遇するたび危険な目にあったが、ようやく電波塔5階までの敵を一掃できた。
5階のフロアから更に階段を上ると、ついに電波塔の頂上にたどり着いた。山と森に囲まれた絶景が俺たちの目に映る。
「凄い綺麗だねー」
「軍事基地も見えるぜぇ~」
「ほら、あっちはビーチが見えるぞ!」
「みんな、塔の上から見る景色もなかなかのもんだろ?」
戦い疲れた俺たちはここでしばらく景色を眺めていた。まるで山登りを終えた気分だぜ。
しばらくすると、ミカエルがあるものに目をつけた。SFチックで近未来的な外観の建物だ。
「あの建物は何だ? 電波塔よりも大きくて洗練された外見のタワーだ」
「あぁ、あれは"サイバータワー"って施設なんだ。技術の結晶とも言われる施設で、アメリカ軍もお世話になっているよ」
ハイド伍長が分かりやすく説明してくれた。サイバータワーか、ワクワクすっぞ。
「みんな、そろそろ休憩を終わりにしよう。この先に倒すべき黒幕がいるはずだ」
よく見ると、俺たちがいる頂上にもう1つ部屋が設置されている。
今まで通ってきた道に黒幕らしき敵がいなかったということは、この部屋に潜んでいる可能性が高いな。
「みんな、気を引き締めていくぞ」
「その黒幕が人間だったら調教しちまおうぜぇ~」
「悪いことする奴はお仕置きだどー!」
俺たちはそっと頂上の部屋の扉を開けた。